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Monday, April 09, 2012

いち日ひと色 (コチニールの巻)

明日から1週間、松山に出張ということで
今日は染め場の掃除の前に
久々にコチニールでシルクストールを染めてみましたぴかぴか(新しい)

コチニールとは中南米、メキシコ、ペルーなどに産する
ノパルサボテンnopal cactus(ウチワサボテン)に寄生する、
エンジカイガラムシ(臙脂虫)です。


Img_3621


絵の具のカーマイン・レーキcarmine lakeの

原料として知られ
主成分はカーマイン酸(カルミン酸)で媒染することによって、
鮮紅色から紫がかった色相を得ることができるので
ヨーロッパでは羊毛を染めるのに多く用いられたそうです。

Img_3648




近世日本に輸入されて、
陣羽織などにつくられた猩々緋(しょうじょうひ)
の羅紗(らしゃ)は、コチニールで染められたものが多く。

化学染料が発達してからは、廃れましたが、
近年、同系統のラック染料とともに、
食品の無害着色加工や化粧品などにふたたび見直されて、
その需要が伸びてきたそうです。

ウンチクはこのくらいにして
ちょっとグロテスクですが
こんな感じでカチカチに乾燥して固まっているのを
ちょっと高価な染料なので
慎重にミルで砕いて粉にして
染料を煮出しますあせあせ(飛び散る汗)


Img_3628


そして桐生シルクのシルクストールを投入
濃度を薄くすると桜色も染まり桜
濃くすると魅惑の赤紫が染まりましたぴかぴか(新しい)


Img_3646


さぁ~

明日は松山へゆっくりドライブ
春の瀬戸内を満喫してきますexclamation

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