« 幸せの木 | Main | 春の訪れ »

Thursday, March 13, 2014

真面目な媒染剤の話

この水晶のような塊がフクギの媒染で
使った天然ミョウバンの結晶フィトカリ
天然のピュアな色を表現するにはなくては ならないものです。

そもそも媒染とは 染めを
やってらっしゃる方なら皆様ご存じでしょうが
染色の過程において、
染料を繊維に定着させる工程のこと。
この時に使用する媒染剤によって発色が変わります。

ウコンやキハダなど媒染を必要としない染料もありますが
ほとんどの天然染料は媒染しないと
色が落ちやすくなってしまうのです。

Img_8797

「はちはち」の工房では
布染めには一般の媒染剤 鉄、ミョウバンのみ
糸染めには天然の木酢酸鉄、フィトカリ(ミョウバン)、
灰汁 を使用してます。

天然染め一般的にいう草木染の
媒染に使う媒染剤も
古来より使用してた天然の物 木酢酸鉄、おはぐろ液、灰汁、など
現代になっての人工的に生成した塩基
鉄、銅、アルミ、ミョウバン、チタンなどがありますが
一般的には安価な塩基を使用してるのが実情です。

糸染めのように 出来ればすべて
天然の媒染剤を使用 したいのですが
布染めのほうはさすがに量を使うので
コスト的にそういうわけにはいかず

素手で触れる鉄とミョウバンのみを使用してます。
考えすぎかもしれませんが
銅やチタンなどは素手で触る気がしないのと
使用後の排水処理を考えて使用してません。

しかし、鉄とミョウバンだけだと
染まる色のバリエーションが狭いので
いろんな染料で染め重ねる

今の「はちはち」の手染め スタイルになったのかもしれません。
近い将来 全ての媒染剤 おはぐろなど
古来のやり方ですべて工房で
作って使用して行けたらなぁ~と考えています。

●よろしければポチっとお願いします♪

にほんブログ村 ハンドメイドブログ 手織り・機織りへにほんブログ村 ハンドメイドブログ 染色・染物へ

|

« 幸せの木 | Main | 春の訪れ »

染め」カテゴリの記事

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference 真面目な媒染剤の話:

« 幸せの木 | Main | 春の訪れ »